データ活用方法・活用例

Excel管理表作成講座 - 初級編

ヨコワケさんによる株価分析用Excel管理表の作成講座のまとめです。株価データ・投資指標データ等をExcelシートに取り込んで活用する方法をExcel初心者の方にも分かりやすく説明されています。初級編では最新データをExcelシートに取り込み、データ蓄積のベースとなる管理表を作成します。



管理表の完成イメージ

STEP 1 共有フォルダへの接続

最新の環境では
SMB共有フォルダ接続手順」を参考にPCをKABU+会員制サービスの共有フォルダに接続して下さい。(要会員登録)
同手順の「STEP 2 ネットワークドライブの割り当て」まで行い、Zドライブの中に「kabu.plus」フォルダが表示されることを確認します。


STEP 2 Excelシートとデータファイルの接続

最新の環境・Excelでは(読み替え用)
画面上部のツールバーから「データ」タブを開いて「データの取得」「ファイルから」「テキストまたは CSV から」をクリックします。
「データの取り込み」画面が表示されるので、画面左側の項目から共有フォルダ「share (\\smb1.csvex.com) (Z:)」を選択します。
(以降の手順でも同様に読み替えて下さい。)

最新の環境・Excelでは(読み替え用)
共有フォルダ配下のフォルダから「kabu.plus」→「csv」→「japan-all-stock-data」→「daily」フォルダを開き、「japan-all-stock-data.csv」ファイルを選択して「インポート」ボタンをクリックします。
確認画面が開いたら「データの変換」ボタンをクリックします。

編集画面(Power Query エディター)が表示されます。
1行目が列名の行として認識されていない場合は、画面上部のツールバーから「1行目をヘッダーとして使用」をクリックします。
(以降の手順でも同様に読み替えて下さい。)

補足
Ctrlキーを押しながら列名を左クリックすれば、複数の列を選択できます。この状態で列名を右クリックすれば、複数の列を一括して「型の変更」ができます。

最新の環境では
「基礎データ3」(shareholding-ratio)の配信が終了しているため、「基礎データ3」というシート名を付けて空のシートを作成します。

最新の環境では
旧フォーマットの前場データの配信が終了しているため、代わりに「株価四本値データ(日通し・前場・後場)」を使用します。

共有フォルダ配下のフォルダから「kabu.plus」→「csv」→「tosho-stock-ohlc」→「daily」フォルダを開き、「tosho-stock-ohlc.csv」ファイルを選択して「インポート」ボタンをクリックします。
確認画面が開いたら「データの変換」ボタンをクリックします。

編集画面(Power Query エディター)で「始値」の列名を左クリックした後にShiftキーを押しながら「後場終値」の列名を左クリックして2つの列の間に含まれる列を全て選択し、右クリックして「10進数」に「型の変更」を行います。「閉じて読み込む」をクリックします。

シート名を「基礎データ6」に変更します。

最新の環境では
KABU+のデータ更新時刻は東証の取引時間延長に伴って16:30頃に変更になっています。(参考 : ディレクトリ構成 説明資料


STEP 3 管理表の作成

最新の環境では
旧フォーマットの前場データの配信が終了しているため、M2セルでは代わりに「株価四本値データ(日通し・前場・後場)」を参照します。

M2 =IF(INDEX(基礎データ6!$A:$A,MATCH($A2,基礎データ6!$A:$A,1),1)=$A2,VLOOKUP($A2,基礎データ6!$1:$1048576,13,TRUE),NA())


STEP 4 管理表のデザイン設定・表示設定

補足
A1セルをクリックした後、ShiftキーとCtrlキーを同時に押しながら「→」「↓」キーを押せば、表全体を素早く選択できます。


STEP 5 管理表の使い方

参考 Excel管理表作成講座 - 応用編